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『病気の社会史』立川昭二/岩波現代文庫

社会が病気を作り、病気そのものもまた社会に影響を与える。
そういう視点から、歴史の中の病気とその背景を見ていくというところが興味深かったです。
ただ、わりとさらっと流している部分も多いので、もうちょっと詳しい話が読みたかったなあ、という気もしますが。
とりあえず前に読んだ『死の風景』にしてもこの本にしても、この著者の本にはわりとはずれがない印象。

『エニグマ・コード』ヒュー・モンティフィオーリ/中央公論新社

面白かったです。
暗号解読の話というから、前に読んだ『フェルマーの最終定理』みたいな話なのかな、と思ってたのですが、意外と力技でびっくりした(笑)
ただ、暗号表を入手できなくなると途端に解読できなくなるとか、単に一回解読すれば終わりではなかったんだなあ、と。

結局技術そのものがどれだけ優れていても、ヒューマンエラーだけは100%失くすことはできないということかな、と思った。
だからたぶん、いちばん必要なのは完璧な技術を開発することよりも、それをちゃんと運用できる体制を作ることなんだろうなあ。

衝動買い?

『花空庭園』(荒俣宏/平凡社ライブラリー)買った。
用事のついでにブックオフに行ったらあったのでつい。
最近あんまり本買ってないので、久しぶりだなあ。

植物画関係のエッセイで、春に名古屋ボストン美術館に見に行った植物画の展示で見た図版とかもけっこうあって、図録を引っ張り出して眺めながら読んでます。
ホント自分こういうの好きだよね…。

気になる本

『現代短歌一〇〇人二〇首』邑書林
『鳥を探しに』平出隆/双葉社
『核時計零時1分前』マイケル・ドブズ/NHK出版

現代短歌のやつ、収録されてる歌人のラインナップが見たかったんだけど、探してもどうも出てこないなあ。
それ見てから読むか決めようと思ったのに。
でも、歌人も短歌自体もけっこう良いって話を聞いたので、とりあえず読んでみるかなー。

『核時計〜』の関係でちょっと検索してたら、「世界終末時計」なるものを初めて知りました。
いや、何かそれっぽいことはちらっと前に聞いたことある気もするけど。
なかなか興味深かったので、それもメモ。

メモ

五月の新刊。
『脳の可塑性と記憶』塚原仲晃/岩波現代文庫
『江戸百夢 近世図像学の楽しみ』田中優子/ちくま文庫
『海王星市から来た男 縹渺譚』今日泊亜蘭/創元SF文庫

『海王星市〜』は、今度こそ出るのかな。
新刊リストには載ってるけど、某サイトでこれだけ予約注文できなくなってるのが気になるところ。

そういえば、鷲田清一の『京都の平熱』って、まだ文庫落ちしないのかなー。
もうそろそろ3年経つし、なってもいいころの気もするんだけど。

割り切れないもの

面白かったです。
正直言って、評判聞いてたときにはあんまり期待してなかったんだけど、なかなか面白かったと思います。

ただ、何か読み終わったあとに、釈然としないものが残るというか、どうも引っ掛かりが残るんだよねー。
ミステリの部分じゃなくて、キャラクターのストーリーの部分で。
うーん、なんなんだろう。
そんな簡単にいけば良いんだけどさ、という気持ちになるからだろうか。
なんかね、手放しで良かったね、という気にならない何かがある。

ただ、読んでて面白いから、読んでしまうのも確かなんだけどね。
引っかかるってのも、ある意味では、自分の中に何か残るものがあったってことだし。

物語というもの

評価:
冲方 丁
角川書店(角川グループパブリッシング)

面白かったです。

「語り」の巧さに、さすがだな、と思った。
話の持って行き方とか、読み手の引き込み方とか。
もともと持っているものもあるんだろうけど、きちんと計算して書かれている感じで。
何というか、こなれた印象、かな。
『黒い季節』とか『マルドゥック・スクランブル』みたいな、ひりひりする感じは影を潜めてて、かわりに安心してその「語り」に入っていける感じ。
ただ、その計算が見えてしまう感もあるので、欲を言えば、もっと力で引っ張っていって欲しい、というのはあったかな。
その計算と力とのバランスが、ちょうど良くなったら理想的なんだけど。

面白いなと思ったのは、作品自体のフットワークの軽さ、とでも言うようなものを感じたこと。
キャラクターの造形なのか、ストーリー展開なのか、文章自体なのか(まあたぶん、その全部なんだろうけど)、あんまり時代小説にはないテイストだなあ、と。

そうそう、読みながら、ちょっと前に読んだ、『フェルマーの定理』を連想した。
進んでいった先に、かならず「うつくしい」答えが待っていると信じられるのって、何か羨ましいな。
それと、もうひとつ何かに似てる気がするんだけど…、と考えて思い出した。
『イノセント・ゲリラの祝祭』だ。
あの、エンターテイメントにはなりそうもない題材を、(最初の方の巻みたいにミステリという枠ではなく)エンターテイメントに仕立て上げる手腕が、似てる気がするんだよね。
『マルドゥック〜』でほぼ1冊分ポーカーで話引っ張っといて、だれさせなかったところとかもそうだし。


この本、装丁もなかなかかっこいいけど、カバー取った表紙のデザインも良い感じ。

図書館の本

図書館で借りてきた本。
『ヒトラーの秘密図書館』ティモシー・ライバック/文藝春秋
『ローマ人の物語』9,10巻

『ヒトラーの〜』は、ちょっと前に新聞の書評か何かで見たような気がしたので。
メモはしてなかったんだけど、タイトルに覚えがあったし、何となく借りてみた。
あとはまあ、ローマ人の物語を着々と読みすすめてます。
途中からハードカバーに切り替えたら、字が小さい(文庫版はやたらと大きいよね…)のと分厚いので、ちょっと読みづらい気がしたんだけど。
慣れてきたらまあそれなりに。

あと、ついでにブックオフに寄ったら、『天地明察』(沖方丁/角川書店)があったので、買ってきた。
まさかないよなー、と思いながら見たんだけど。
新刊ででも買う気でいたのが半額であったので、ありがたく買わせていただきました(笑)

さて、どれから読もうかなー。

新刊のメモ

4月の新刊。
『夜露死苦現代詩』都築響一/ちくま文庫

…今月はこれぐらいか…。
気になってた本だったので、文庫落ちをきっかけに読んでみるかなー。

地図の歴史

評価:
ヴィンセント ヴァーガ,アメリカ議会図書館,米国議会図書館=,LC=
東洋書林

文章読みにくいよ…orz
難しいとかではなく、文の構造が変で、形容詞ばっかだらだら続くとか、それでどこが主語でこれはどこに掛かるんだ、みたいな文が大量にあって、読んでていらっとしそうだった。
誤字脱字も多いし。
「在位一〇八一〜一一市八」って、それどんな誤植…。
正直、ちょっとそのへんの、本としてのクオリティが微妙だと思った。

内容は、図に対して説明が曖昧というか、なんかはぐらかされているような感じ。
上手く言いくるめられてるみたいというのか(もしかしたら訳とかのせいもあるのかもしれないけど)
もっとはっきり簡潔に言え、と個人的には思ってしまう。
これで図の収録点数がもっと多ければ、それ目当てってことで割り切れるんだけど…。
まあまあ面白くはあったけど、趣味で読むには微妙な本かなー。



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